なぜ一生懸命働いてもラクにならないのか?

一生ラーメンを作り続けますか?一生パンを焼き続けますか?

それが生きがいで、心から楽しい行為と生きがいを感じるのであれば問題ありません。
でも、コロナ禍を経験し、不条理に集客数を減らさざるを得ない状況を誰もが経験し、労働の対価からのみ利益が発生する「労働集約型」の仕事に危うさも感じているのではありませんか?
固定客が付いていたお店ほど、「毎日お客様が来てくれるはず」と疑わなかったりしていたのが、行政からのまさかの休業要請で、それまでの価値観が吹っ飛んだオーナーさんも多いですよね。
昨日まで安定経営だったお店が危機に陥り、中には廃業している例も珍しくありません。
でも、自動化と自動化による権利収入を得る発想がもしあったら、危機に陥ることは無かったハズなんです。

「自動化」という発想が必要

「労働集約型」の対義語は「資本集約型」ですが、簡単に言えば機械化により労働生産性を上げれば、労働単価に対する価値は上がります。
資本集約型で言う「機械化」は、「自動化」とも言い換えることができます。
つまり自動化の発想があれば、労働集約型から脱却できて労働に対する価値を上げていくことができるのです。
自動化するには顧客の求めることをより考えて商品化する必要があり、そうでないと自動化はできません。

個別サービスが基本の業種はどうなのか?

ここで疑問が出てくると思います。「飲食店などの個別に対人サービスが必要な業態で自動化は無理なのでは?」ということですが、結論から言うと可能です。
もちろん、ロボットを導入して自動化するとかそういうことではありません。
2つ戦略があり、1つは「集客の自動化」もう1つは「パルテノン戦略」です。これについては後ほど詳しく解説します。